2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧
天台いわく「今我が疾苦は皆過去に由る、今生の修福は報・将来にあり」(開目抄全231頁3行) 天台大師はこう言っています。「今の私たちが抱えている苦しみや悩みは、すべて過去の行いによって生じたものです。だからこそ、今この人生で善い行いを積めば、そ…
本抄で気になったことを調べました。 現代語訳のところに載せると長くなるので、こちらに書きました。 大聖人はほんとにたくさんの譬喩をお手紙に書かれています。 今回もかなりの譬喩があり、法華経の題目、南無妙法蓮華経がどれほどすごい功徳があるか、非…
本抄は「妙の三義の事」とも呼ばれています。有名な一節があるのですが、とにかく長いので全部読んだ人はあまりいないかもしれませんね。名前はわかりませんが、女の人に与えられたお手紙のようです。 文永3年(ʼ66)1月6日 45歳 根本大師門人日蓮撰す。 南…
妙とは蘇生の義なり、蘇生と申すはよみがへる義なり (法華経題目抄、全947頁2行・新541頁) 「妙」とは、生き返る(蘇生)という意味です。蘇生とは、まさに死んだものが再び命を得ることを意味します。 有名な御文です。この法華経題目抄を別のブログで取り…
譬えば、頭をふればかみゆるぐ。心はたらけば身うごく。大風吹けば草木しずかならず。大地うごけば大海さわがし。教主釈尊をうごかし奉れば、ゆるがぬ草木やあるべき、さわがぬ水やあるべき。 今の日眼女は三十七のやくと云々。やくと申すは、譬えば、さいに…
☆夫れ以んみれば、重病を療治するには良薬を構索し、逆謗を救助するには要法にはしかず(曾谷入道等許御書、全1026頁・新1390頁) 「そもそも、重い病を治療するには、良い薬を探し求めるべきであり、逆謗(仏法を否定したり誤った見解を持つこと)による苦…
建治元年(ʼ75)11月3日 大聖人が54歳のとき、大田乗明に与えられたお手紙です。 〈現代語訳〉 お手紙を開いて拝見しました。あなたのご病気のことを知り、最初は悲しみましたが、次には喜びを感じました。 『維摩経』には次のように説かれています。「その…
文永12年(ʼ75) 54歳 富木尼御前 (富木常忍の妻)に与えられた御書です。 原文でも比較的わかりやすいお手紙なのですが、自然な現代の日本語にしておきます。 ************* 可延定業書〈現代語訳〉 病には二種類あります。一つは軽い病気、もう一つは重い…
1月下旬より風邪のせいで胃腸炎を起こしていたと思ったら、コロナに感染していたようです。後遺症で今、手が痺れているので、なかなかパソコンが打ちづらく、一度に沢山は書けないですが、今回病気のことを書かれた御書を集めてみることにしました。 「病の…
風邪ひいて頭が回らんのと両手がしびれてキーボードが打ちづらいので、 最近読んだ本を紹介しますね。 『民衆こそ王者』に学ぶ 「冬」から「春」へ 若き日の誓い 潮出版社 Amazon これは昨年読んでめちゃめちゃ感動した本です。 今年は年頭からこのシリーズ…
かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり、法華経の行者といはれぬる事はや不祥なりまぬかれがたき身なり、(寂日房御書903頁7行) 「このような者の弟子や信徒になる人々は、過去からの深い縁を持っているのだ…
今回は折伏をテーマに御書の一節を集めてみました。 大願とは法華弘通なり(御義口伝736頁12行) 〈解説〉この「大願とは法華弘通なり」という言葉は、日蓮大聖人の生涯を貫く信念そのものですね。 大願(たいがん) とは、仏道において最も重要な誓願のこと…
下③からの続きです。今回が最終回です。 ここで、愚人は心の中ではこっそりと真理を認めつつも、口では表向きにこう言った。 「確かに、君主を諫(いさ)め、家を正しくすることは、古来の賢人たちの教えであり、古今の書物にも明白に記されている。これは世…
②の続き、「汝蘭室の友に交って麻畝の性と成る」という有名な御文で始まります。 聖人は示して言われた。 「汝は、蘭の香る部屋にいることで、その香りに染まるように、良き友に交われば自然と善に向かうものだ。禿げた木が本当に禿げているのではなく、春に…
下①からの続きです。 二十八祖を立てることは、まったくの誤った見解である。禅の誤った教えは、ここから始まったのだろう。 慧能の『壇経』において二十八祖が定められたのは、達磨を「高祖」とする際に、師子比丘と達磨の間に大きな時間的隔たりがあるため…
上④からの続きです。 すると、愚かな者も少し態度を和らげて言いました。 「経文はまるで明鏡のように明らかであり、もはや疑う必要はない。しかし、法華経が仏の一生の教えの中で最も優れ、すべての経典を超越しているとはいえ、言葉や文字にとらわれず、経…
この法華経という経典は、仏が説かれた「已・今・当」の三つの教えを用いて、他の経典を区別している。すなわち、「已」(過去に説かれた経)については「いまだ真実を顕さず」と否定し、「今」(現在説かれている経)については「今説」の文をもってそれを…
②からの続きです。 薄紫色の文字で、ちょっとした段落のまとめを入れてみました。 それゆえ、私たちの慈父であり導師である釈尊が、最後に遺された教えである『涅槃経』第六巻には、「法に依りて人に依らざれ」と説かれています。これは、たとえ普賢菩薩や文…
密教とは、自らが法の喜びを受けるために、法身である大日如来が、金剛薩埵を導き手として説かれた『大日経』などの三部経のことを指します。 愚かな者がいうには、「なるほど、確かにその通りだ。これまでの誤りを改め、賢明な。 聖人は私の話を聞き、しみ…