講義の中では境智の二法に関する情報が多くて難しい内容でした。天台大師の法華玄義にある説明が難しいのでここのところの講義はパスしました。
されば境と云うは万法の体を云い、智と云うは自体顕照の姿を云うなり、・・・・
さらっとわかりそうですが、実はすごく深い意味があるのですね。パスした講義はいつかわかるときがくるのか、あるいは努力してわかる必要もないのか・・・
曾谷教信という人が難しい法門も理解できる境涯であったと思われます。法蓮日礼という法名をつけて頂いたくらいですから。
御書は2頁の短めですが、内容は濃いです。
謗法を責めなければ師檀ともに無間地獄にいくという厳しいことも書かれています。
謗法を責めずして成仏を願わば火の中に水を求め、水の中に火を尋ねるが如くなるべし、はかなしはかなし、いかに法華経を信じ給うとも謗法あらば必ず地獄にをつべし、
うるし千ばいに蟹の足一つ入れたらんが如し、
女性の信者に対する御書とはちょっと違う法門中心の難しくて厳しい御書でした。