御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

高橋殿御返事 全1467頁 新1953頁

別名を米穀御書という。

「其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ」という有名な一節があります。

地元での戦いを任された私たちは地域に根を張って、仏法を体現し、実証を示していかなくてはいけません。

 

 高橋殿御返事
 米穀もまた同様に、同じ米穀であっても謗法の者を養うのは仏種を断つ命を継承させ、さらに強盛な敵人となってしまう。それとも命を助けて終に法華経を引き入れるためであろうか。また法華経の行者を養うのは慈悲の中の大慈悲の米穀となる。一切衆生を利益することになるからである。故に仏舎利が変じて米と成るというのは、このことであろう。かかる今時分に人をこちらまで遣わされたことのうれしさは言いようがないほどである。釈迦仏や地涌の菩薩が、あなたの身に入りかわっておられるのであろうか。
 その国の仏法はあなたにおまかせする。仏種は縁によつて起こるものである。この故に一乗を説くのである。又治部房・下野房等来たならば、急いで遣わす予定である。松野殿にも会われたならば詳しくお話しなさい。