御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 別伝 提婆品 全789頁 新789頁

   提婆品

忽然之間 変成男子

 

「皆竜女の、忽然の間に変じて男子と成って、菩薩の行を具して云云」

 この文の心は、三惑の全体は三諦と悟るを、「変」と説くなり。いわゆる、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、三惑即三徳なり。

<通解>

御本尊を信じることによって、改転の成仏ではなく、即身成仏ができるとの御文である。この文の心は三惑(見思惑・塵沙惑・無明惑)が即空仮中の三諦と悟ることを変と説くのであるが、南無妙法蓮華経と唱えるときにその三惑が即、法身(仏の生命)、般若(はんにゃ)(仏の智慧)、解脱(げだつ)(仏の振舞い・姿)の三徳と転じていくのである。

<講義のまとめ>

釈迦が出現したころのインドは男尊女卑の風潮が強く、したがって、法華経以前の権教においては、その衆生の機に応じて、女人は絶対に成仏できないと説かれていた。ところが法華経にいたり、竜女が即身成仏を現ずることになり、一切の女人も成仏できる原理が明かされたのである。変成(へんじょう)男子(なんし)とは女人もまた仏法の哲理よりすれば男子と変わりなく、男子と同様に仏界を顕現することが出来ることを示したものであり、女が男に変化するという、不自然なことをいうのでは当然ない。

男女平等の立場を宣揚したのが法華経の哲理である。男女とも、その人のありのままの人間性で最高の幸福境涯に住し、最高に価値のある人生を送っていけるのである。