御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

開目抄 スピンオフ ④

今朝も4時半起きでした。すぐ眠れそうになくて開目抄読みたくなりました。

 

上巻最後のとこ読み終わって下巻に入りました。

大事なところをまとめておきます。

 

提婆品の「二箇の諌暁」というのは提婆達多を代表とする悪人の成仏と、竜女を代表とする女性の成仏を説く二つの法門です。この二つを説くことは万人を成仏させることができるのだよと、菩薩達に対して諫めさとすことになるから「諌暁」というのです。自分も成仏するし、悪人も女人も成仏できる法なので、すべての父母を成仏させることができるから、真に最高の報恩が可能になるので「内典の孝経」であると言われています。

 

上巻の最後のところに、即身成仏のことが出てきます。「当位即妙・不改本位」ともいう。

御本尊に題目をあげるということだけで、我が身を何も改めることなく仏の生命を湧現していけるということです。何と簡単に仏になれることか。もし、釈迦在世の時代に釈迦について修行してきた菩薩や声聞、縁覚さんたちが聞いたら、そんな簡単な修行ってないわ信じられへんって怒ったり、びっくりしたり、がっかりしたり・・・したかもしれん。末法に生まれたかったっていうかもしれん。歴劫修行はなんやったんってなると思う。日蓮大聖人と縁がなかった人達はかわいそうやな。でも、全ての仏菩薩は南無妙法蓮華経で成仏したということなので、皆救われていると思いますが。(すべて私の想像です。)

一番最後のところに「病気が治るだけでなく、全快したときには、以前より健康になるのが変毒為薬の妙法である」とあります。病気は罰ではなく、必ず変毒為薬してより健康になるためのものなので、大福運・大功徳を積めると決意して信心に励んでいきましょう。悪世に前向きに生きていく「希望の源泉」がこの信仰なのです。

下巻に入ると三類の強敵の話から始まります。これは皆さんよく御存知だと思うので、スルーできるかなと思いました。では、また明日。