これ買って読みました。最近買った撰時抄もこれ↓
今朝も5時前に目が覚めて、報恩抄の最後の百頁ほどを読み終わりました。
三日ほどで読めたので、今のうちに感想を書いておこうと思います。
この御書は、大聖人が修学されたときの師匠である道善房の訃報を六月に知り、それ以後この御書を書かれて、七月二十一日には、日向を使いとして送り、兄弟子の浄顕房らに師匠の墓前で朗読するようにお願いされました。(実際に読んだのは日向のようです。)
日蓮大聖人は日本で初めて南無妙法蓮華経を唱えて、師匠にも教えたはずなのに、師匠は迫害を恐れて、大聖人が流罪になったときも、佐渡まで会いに来られなかったと言われて、恩ある師匠ではあっても、来世はどうなるか疑わしいと言われています。
兄弟子たちは、大聖人が東条景信に敵視されて、清澄山を出る時に、かくまって、密かに山から出れるように助けたので、天下第一の法華経への献身であると言われ、来世を不安に思う必要はないと言われています。
いろんな話をわかりやすくするために、沢山のたとえ話をされていて、非常に面白く読める御書だったと思います。
是非、買ってお読みになられますように。
今日は寝不足で、頭が回らないので、内容を詳しく書かないでおきます。これまでの最近の御書と比べると同じような内容ではありますが、わかりやすいです。特に真言宗などの歴史がよくわかります。