御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

持妙法華問答抄の一節  全466頁  新517頁

生涯いくばくならず。思へば一夜のかりの宿を忘れていくばくの名利をか得ん。また得たりともこれ夢の中の栄え、珍しからぬ楽しみなり。ただ先世の業因に任せて営むべし。

 

How long does a lifetime last? If one stops to consider, it is a single night’s lodging at a wayside inn. Should one forget that fact and seek some measure of worldly fame and profit? Though you may gain them, they will be mere prosperity in a dream, a delight scarcely to be prized. You would do better simply to leave such matters to the karma formed in your previous existences.

 

一生はあっという間に終わってしまうので、私もあっという間に70歳に手が届く年代になってきましたが・・・(ほんまにあっという間だったかどうかはわかりませんが、最早あっという間というしかない・笑) どんな名誉ある事や利益を得たとしても、死んでしまえば何のことはない、皆夢の中の栄であり、楽しみだと言われているのです。今世の幸不幸なるものは前世で自分が積んできた業因が原因であるし、その宿命を変えていくのは今世でどれだけ御本尊を弘め、題目をあげたかによるのである。それによって来世への業因が変わっていくのである。