2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ちょっと間が空いてしまいましたが、前に法華経序品を書いていたので、続きを書きます。 第五 「下至阿鼻地獄(下阿鼻地獄に至る)」の事 御義口伝に云わく、十界皆成の文なり。(大聖人の御義口伝にはこのようにいわれている、十界の衆生がことごとく皆成仏…
南無妙法蓮華経と我が口にも唱え候故に、罵られ、打ちはられ、流され、命に及びしかども、勧め申せば法華経の行者ならずや。 松野殿御返事 別名「三界無安御書」 Because I chant Nam-myoho-renge-kyo with my own mouth, I have been reviled, struck, exil…
譬喩品ということについて、文句の五には次のようにある。譬とは比況ー此れをあげてと比し、喩とは暁訓ー浅きによって深きを教えるのである。仏の大慈悲はやむことなく、巧みなる智慧は無辺に働くのであり、さらに迷う者のために、樹を動かして、風というも…
御書全集721頁 新版御書1005頁 第一 「譬喩品」の事 文句の五に云わく「『譬』とは、比況なり。『喩』とは、暁訓なり○大悲息まず、巧智無辺なれば、さらに樹を動かして風を訓え、扇を挙げて月を喩す」。 御義口伝に云わく、「大悲」とは、母の子を思う慈悲の…