御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第十二 新1034

第十二 「譬如大風 吹小樹枝(譬えば大風の小樹の枝を吹くがごとし)」の事 御義口伝に云わく、この偈頌の「如清涼池(清涼の池のごとし)」と「譬如大風(ひにょだいふう)」と「燃大炬火(ねんだいこか=大いなる炬火を燃す)」とは三身(法報応の三身)を…

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第十~第十一 新1033

釈尊が宝塔を開くところです。「ここに釈迦牟尼仏、右の指をもって七宝塔の戸を開きたもう。大音声をいだすこと、関鑰(けんやく)を却(さ)けて大城の門を開くが如し」と述べられているところの御義口伝です。 第十 「如却関鑰開大城門(関鑰を却けて、大…

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第八~第九 新1033

<説明>仏が白毫の光を東方に放ち、また南西北方、四方、十方を照らすのである。宝塔品には、「南西北方、思惟上下、白毫相の光の、所照のところもまたまた核のごとし」とある。その光の行くところ、いたるところで十方分身の諸仏が説法している姿がある、…

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第六~第七 新1032頁

<説明>宝塔品で大楽説菩薩が仏に宝塔のことについて質問し、仏がこの宝塔の中には多宝如来という仏がいるのだと説明したところです。 第六 「国名(こくみょう)宝浄。彼中有仏(ひちゅううぶつ)、号曰多宝(ごうわつたほう)(国を宝浄と名づく。彼の中…

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第四~第五 新1031頁

<説明>多宝如来が宝塔の中から大音声を出して、釈尊の説法の真実なるを証明するところです。すなわち宝塔品には「その時に宝塔の中(うち)より、大音声を出して歎じてのたまわく、善きかな、善きかな、釈迦牟尼世尊、所説のごときは、皆是れ真実なり」と…

御義口伝講義について

池田先生の御義口伝講義、大白蓮華に連載されていたものは、これからも当分続くのかしらと期待しています。すぐになくなるとは思えないですね。先生が大事なことは全部言い残されていそうな気がしています。 私がぼちぼち御義口伝をこのブログに書いていても…

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第二~第三 新1031頁

第二 「有七宝(うしっぽう=七宝有り)」の事 御義口伝に云わく、「七宝」とは、聞・信・戒・定・進・捨・慙なり。また云わく、頭上の七穴なり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、「有七宝」の行者なり云々。 <語句の説明> ※聞・信・戒・定…

「友情」というドラマの話です

友情~平尾誠二と山中伸弥 「最後の一念」~ ~奇跡を信じた2人の最後の闘い~ 11日のテレビ放映のとき知らなかったので、今日Tverで見ました。 始まってすぐからずっと最後まで泣きながら見てしまいました。 俳優の本木雅弘さんと滝藤賢一さんが、実際のご…

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第一宝塔の事 新1031頁

現代語に変えたり、説明したり、読みやすいようにしておきます。 第一 「宝塔」の事 (ここは「見宝塔」という題名の説明です。) 文句の八に云わく「前仏(多宝仏のこと)はすでに存在し、今仏(釈迦仏)も並び座す。当仏(未来の仏)もまたそうである」。 …

御義口伝 法師品十六箇の大事 第十六  新版1030頁

第十六 「得見恒沙仏(恒沙の仏を見たてまつることを得)」の事 御義口伝に云わく、「見恒沙仏」とは、「見宝塔」ということなり。「恒沙仏」とは、「多宝」のことなり。多宝の「多」とは法界なり、「宝」とは一念三千の開悟なり。法界を多宝仏と見るを、「…

御義口伝 法師品十六箇の大事 第十二~第十五  新版1029頁

第十二 「若人欲加悪 刀杖及瓦石 則遣変化人 為之作衛護(もし人、悪・刀杖および瓦石を加えんと欲せば、則ち変化の人を遣わして、これがために衛護と作さん)」の事 御義口伝に云わく、「変化人」とは、竜の口守護の八幡大菩薩なり。 今、日蓮等の類い、南…

雲外蒼天

こういう言葉を子供の時に知っていればよかったなと思いましたね~ 68歳で初めて聞いたって言ったら遅すぎますかね。 藤井聡太さんの影響もあったんですが、今回、昔から好きだった将棋をやりたいと言ったら、次男が任天堂スイッチの詰将棋ができるソフトを…

御義口伝 法師品十六箇の大事 第十 第十一 1029頁

第十 「若説此経時 有人悪口罵 加刀杖瓦石 念仏故応忍(もしこの経を説かん時、人有って悪口し罵り、刀杖瓦石を加うとも、仏を念ずるが故に応に忍ぶべし)」の事 御義口伝に云わく、「此経」とは、(南無妙法蓮華経の)題目なり。「悪口」は、口業(くごう)…

御義口伝 法師品十六箇の大事 第八 第九 1028頁

第八 「欲捨諸懈怠 応当聴此経(諸の懈怠を捨てんと欲せば、応当(まさ)にこの経を聴くべし)」の事 御義口伝に云わく、「諸懈怠」とは、四十余年の方便の経教である。ことごとく皆懈怠の経になる。「此経」とは、(南無妙法蓮華経の)題目である。今、日蓮…

御義口伝 法師品十六箇の大事 第七 新版 1027頁

第七 「衣」「座」「室」の事 御義口伝に云わく、「衣」「座」「室」とは、法・報・応の三身なり。空・仮・中の三諦、身・口・意の三業なり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、この三軌を一念(自らの命の中)に成就するなり。「衣」とは、「…