御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

上野殿御消息 全1526頁 新1850頁 

別名を「四徳四恩御書」と言います。 1275年、大聖人が54歳のとき、身延で書かれて南条時光に与えられたお手紙です。 外典における四徳と内典(仏教)における四徳をあげて、法華経を信じ行ずる者はおのずから四徳が具わり、この経を受持することは、即四徳…

神国王御書 全1516頁 新671頁

建治元年(1275年) 身延で著されました。対告衆は不明です。 【内容を簡単にまとめました】 我が国が神の国であることを述べ、仏教の伝来によって日本国は一閻浮提の内、八万の国にも超えた神仏守護の国となったと明かしています。 本来なら神仏の加護が深…

題目弥陀名号勝劣時 全111頁 新797頁

対告衆は不明。 題目と念仏とを対比させ、その勝劣を明らかにするところが本抄述作の目的である。 新版御書の本文を載せます。 (056) 題目弥陀名号勝劣事 文永元年(ʼ64) 43歳 南無妙法蓮華経と申すことは唱えがたく、南無阿弥陀仏・南無薬師如来なんど申…

当世念仏者無間地獄事 全104頁 新787頁

文永元年(1264年)9月22日、安房国花房の蓮華寺で浄円房に与えられた書。 小松原の法難の50日前にあらわされた書である。 (055) 当世念仏者無間地獄事 文永元年(ʼ64)9月22日 43歳 問うて曰わく、当世の念仏者は無間地獄と云うこと、その故いかん。 答え…

念仏無限地獄抄 全97頁 新748頁

建長7年に書かれたとされる。 【要約】 念仏は無間地獄の業を積む因である。法華経譬喩品には「方便の教え(念仏)を信じ、真実の法華を毀謗すれば仏種を断じて無間地獄に入る」とある。毀謗は不信であり、大事なのは信である。信は功徳の母だからである。そ…

主師親御書 全385頁 新319頁

建長7年、鎌倉で著されたとされる。 【要約】釈迦仏は我らにとっては主師親の三徳を具える仏である。阿弥陀は違う。天台は我らと阿弥陀には子父の関係が成り立たないと言っている。自分と同じように衆生を仏にしようとする釈尊をないがしろにして、どうして…

富木殿御返事 全1515頁 新1273頁

建治元年(1275年)12月22日、大聖人が54歳の御時に身延で著され、上野の南条時光の母尼に与えられたお手紙と推定されてきましたが、文永6-7年の書ではないかとする説もあります。 新版御書では富木殿御返事になっています。 上野殿母尼御前御返事→富木殿御…

単衣(ひとえ)抄 全1514頁 新1848頁

1848ページ (304)単衣抄 建治元年(ʼ75)8月 54歳 南条殿の縁者 単衣一領、送り給び候い畢わんぬ。 棄老国には老者をすて、日本国には、今、法華経の行者をすつ。そもそもこの国、開闢(かいびゃく)より天神七代・地神五代・人王百代あり。神武より已後九…

上野殿御書 全1513頁 新1846頁

1846ページ 新版御書から写しました。通解を(青字)で書いています。 (303) 上野殿御書(祇園精舎の事) 建治元年(ʼ75)8月18日 54歳 南条時光 わざと御使い有り難く候。それについては、屋形造りの由、めでたくこそ候え。いつか参り候いて、移徙申し候…

上野殿御返事 全1512頁 新1869頁 

(312)上野殿御返事 (法華経の御命の事) 建治3年(ʼ77)7月16日 56歳 南条時光 むぎひとひつ・かわのり五帖・はじかみ六ぱ、給び候い了わんぬ。 いつもの御事に候えばおどろかれずめずらしからぬようにうちおぼえて候は、ぼんぷの心なり。せけんそうそう…

新版御書に追加された御書⑦ 2136頁 2138頁 2140頁 2141頁  2146頁 2148頁

解説が見つからなかったので、追加させた御書の本文だけ載せます。 短い御書でも現代語がないとわかりにくいですね。 914頁の一代五時鶏図は省きます。 追加分の御書は今回で終わりです。 2136ページ (414) 堀内殿御返事 弘安3年(ʼ80)12月28日 59歳 堀内…