御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

御義口伝 提婆達多品 第七 全746頁 新1039頁

13日から風邪をひいてなかなかブログ更新ができませんでした。まだ、咳や鼻水と戦っている最中ですが、峠は越えてると確信して、ちょっとだけ御義口伝の次のところを載せておきます。 言論未訖(ごんろんみこつ)とは無明即法性ということだそうです。 無明…

御義口伝 提婆達多品 第六 全745頁 新1038頁

第六 「年始八歳(年始めて八歳)」の事 御義口伝に云わく、「八歳」とは、八巻なり。提婆は地獄界なり、竜女は仏界なり。しかるあいだ、十界互具・百界千如・一念三千なり。 また云わく、「八歳」とは、法華経八巻なり。我ら八苦の煩悩なり。総じて、法華経…

御義口伝 提婆達多品 第五 全745頁 新1038頁

第五 「我於海中唯常宣説妙法華経(我は海中において、ただ常に妙法華経のみを宣説す)」の事 御義口伝に云わく、「我」とは、文殊(文殊師利菩薩のこと)である。「海」とは、生死の海のことである(生死の苦しみの海であり、九界で説いたことになる)。「…

御義口伝 提婆達多品 第二~第四 全744頁 新1037頁

第二 「若不違我、当為宣説(もし我に違わずんば、当にために宣説すべし)」の事 御義口伝に云わく、妙法蓮華経を宣説すること、汝は我に違わずして宣説すべしということなり。「若」の字は汝(なんじ)なり。天台云わく「法を受けて奉行す」。今、日蓮等の…

御義口伝 提婆達多品八箇の大事 第一 全744頁 新1037頁

提婆達多品八箇の大事第一 「提婆達多」の事 文句の八に云わく「本地は清涼にして、迹に天熱を示す」。 御義口伝に云わく、「提婆」とは、本地は文殊なり。「本地は清涼なり」というからである。迹には提婆と云う(垂迹として悪逆の提婆の姿をとったのである…

御義口伝 宝塔品 第二十  全743頁  新1036頁

第二十 「此経難持(この経は持ち難し)」の事 この言葉「此経難持」はこの品の第十四にも出てきましたね。 今回で宝塔品二十箇の大事はおしまいです。 御義口伝に云わく、この経文にて三学(戒・定・慧)を俱(とも)に伝えるのである。「虚空不動戒(戒壇…

御義口伝 宝塔品 第十八~第十九 全743頁 新1036頁

第十八 「是諸天人 世間之眼(これ諸の天・人の世間の眼なり)」の事 御義口伝に云わく、「世間」とは、日本国(全世界をさす)なり。「眼」とは、仏知見なり。法華経は諸天世間の眼目なり。眼とは南無妙法蓮華経なり。「是諸天人 世間之眼」。また云わく「是…

御義口伝 宝塔品  第十六~第十七 全743頁 新1035

第十六 「読持此経(この経を読み持つ)」の事 御義口伝に云わく、五種の修行の「読誦」と「受持」との二行なり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、「読」なり。この経を持つは、「持」なり。「此経」とは、題目の五字なり云々。 <講義の抜粋…

御義口伝 宝塔品 第十四~第十五 全742頁 新1035

第十四 「此経難持(この経は持ち難し)」の事 御義口伝に云わく、この法華経を持つ者は、難に値わんと心得て持つなり。されば、「則為疾得 無上仏道(則ちこれ疾く無上の仏道を得ん)」の成仏は、今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る、これなり云々…

御義口伝 宝塔品 第十三 全742頁 新1035

第十三 「若有能持 則持仏身(もし能く持つことあらば、則ち仏身を持つ)」の事 御義口伝に云わく、法華経を持ち奉るとは、我が身は仏身なりと持つことである(自分は仏であると確信することである)。「則」の一字は生仏不二である(衆生も仏も別のものでは…