御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

王日女殿御返事 1263頁 59歳御作

王日女は妙一尼であるとも、またはそのお付きの人であるとも伝えられているが、詳細は明らかではない。日昭の何らかの縁者であったと推察される。 (通解) 弁阿闍梨日昭に託して三百文、今度また二百文のご供養をいただきました。 仏はまことに尊い方で供養の…

日厳女御前御返事 1262頁 59歳御作

本抄は弘安三年十一月二十九日、大聖人が59歳の時身延で著されました。 日厳尼から「立願」の願文と御布施およびかたびらを送ってきたことに対するお手紙です。日巌尼については日亨上人は弟子檀那等列伝に「日厳尼等も不明ながら高橋六郎兵衛入道の所縁であ…

即身成仏法門 妙一女御返事 1255頁 59歳御作 弘安三年七月

御書の順番からいうとこの即身成仏法門という妙一女御返事が先にありました。1255頁の御書です。これも同じくらい長い御返事です。 妙一女とは妙一尼のことと思われるらしいです。 法華経の即身成仏の正義について主として伝教大師の釈を引かれて説明し、一…

妙一女御返事 1260頁 59歳御作

別名を「事理成仏抄」と言います。妙一女から即身成仏について質問があったことに対する御返事です。 即身成仏の法門は立宗の日から27年間大聖人が説いてきた最大の眼目であり、大聖人の門下はこの一大事に深く心をとどめるべきであると教えられています。ま…

戸田先生の御書講義

前に書いたことのある日女御前御返事(御本尊相貌抄)と、最近ほんとに大地震が多いので、瑞相御書ももう一度戸田先生の講義を読み返しました。 大阪の中之島公会堂での御書講義なのですが、ほんとに面白いことをよく言われるので笑っちゃうんですけど、戸田先…

信心本義事 妙一尼御前御返事 1255頁 59歳御作

これは4行くらいの御書です。短いけれど、信心の本義が書かれているので、別名「信心本義事」と言います。人の人に対する普通に常識的な思いを引いて、信心も普通に一番大切なものに対する思いを御本尊に抱いて、やっていきなさいということです。 御書と現…

冬必為春事 妙一尼御前御消息 1252頁 54歳御作 (新版御書1694頁)

別名は「冬は必ず春に為る事(冬必春為事)」 きっと誰もが入信したらすぐ教えてもらう御書の一節に「冬は必ず春となる」があると思います。大変な時に「この冬のような状態を乗り越えれば必ず人生の春が来る」と信じて題目をあげて頑張る人はめっちゃ多いと…

今日は3.16広宣流布記念の日ですね~

44年前の3.16、私はこの日に御本尊を受けて自分の部屋に御安置できたのでした~(拍手~パチパチパチ) 当時大学の卒業式を前に就職先から要請されて、3月1日から働きましたが、3.16は早退させてもらいお寺に向かいました。会社からお寺までの時間が1時間で…

出家功徳御書 1251頁 58歳御作

弘安二年五月身延で著された。内容は題号の通り出家の意義とその功徳について。また※還俗するものの浅はかさ、愚かさを経文を引き教えられている。 ※還俗とは出家したものが再び俗人にかえる事。 1頁半くらいなので、全文を現代語で載せます。古語だけどよく…

嘱累品等大意 日女御前御返事 1245頁 57歳御作

本抄は弘安元年(1278年)六月、大聖人が身延に入られて五年目に、日女御前が法華経二十八品の品々ごとに御供養をしたことに対して与えられたご返事です。 前回も日女御前御返事でしたが、日女御前については池上宗仲の夫人とも、松野殿の娘で窪の持妙尼のこ…

御本尊相貌(そうみょう)抄 日女御前御返事 1243頁 56歳御作

日女御前に関しては諸説あるので省きます。 銭五貫文と米一駄、菓子(くだもの)等をご供養してもらったことに対するお返事です。 最初に日蓮大聖人が顕された御本尊について、この御本尊は法華経の湧出品から嘱累品までの八品に顕れていることと、仏滅後二…

四種祈祷御書 道妙禅門御書 1242頁 55歳御作

道妙禅門御書 道妙禅門御書 建治二年八月 五十五歳御作 御親父祈禱の事承り候間、仏前にて祈念申すべく候。祈禱に於ては顕祈顕応・顕祈冥応・冥祈冥応・冥祈顕応の祈禱有りと雖も、只肝要は此の経の信心を致し給い候はば、現当の所願満足有る可く候。法華第…

法華経功徳抄 妙蜜上人御消息 1237頁 55歳御作 

私の御書の,この御消息には沢山色んな色で線を引いてあり、講義を読む前から期待していました。以前に読んだときにわからなくて?を付けてるところもありました。今回わかるといいな、と思いながら読みました。(気になるので先にそこを読んだらすぐ納得でき…

善無畏抄 1232頁 54歳御作

おそらく真言宗を信仰していたであろうと思われる知的水準の高い女の人に与えられたのではないかと思われる内容の御書です。本抄の末尾が欠けているのでわからないようです。善無畏三蔵のことが詳しく書かれているので善無畏抄と言います。 私が講義を読んで…