御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

御書の世界

昔、感動して読んだ「御書の世界」を今一度読んでみようと手に取りました。 大事だと思うところ書き溜めていこうと思います。 御書の核心は「広宣流布の大願」にある。 仏の悟りの生命から発する「広大な願い」である。 悟るというのは、この生命本来の願い…

第八 「唯有一門(ただ一門のみ有り)」の事  724頁  新版1010頁

第八 「唯有一門(ゆいういちもん)=ただ一門のみ有り)」の事 文句の五に云わく「『唯有一門』とは、上の『以種々法門 宣示於仏道(種々の法門をもって、仏道を宣示す)』を譬えている。『門』にまた二つあり。宅門と車門となり。宅とは、生死なり。門とは…

第七 「以譬喩得解」の事  724頁 新版1009~1010頁

第七 「以譬喩得解(譬喩をもって解することを得ん)」の事 止観の五に云わく「『智者は譬えに因る』。この意、徴(しるし)有り」。 御義口伝に云わく、この文をもって鏡像の円融三諦(空・仮・中の三諦は相即して円融無礙(えんゆうむげ)であり、一つであ…

第六「一時俱作」の事 723頁  新版 1009頁

第六 「一時俱作(一時にともに作す)」の事 御義口伝に云わく、「一時」とは、末法の一時なり。「俱作」とは、南無妙法蓮華経なり。「俱」とは、「畢竟住一乗(畢竟して一乗に住す)」なり。今、日蓮等の類いの所作には題目の五字なり。余行を交えざるなり…

 譬喩品 第四 「得仏法分」の事 第五 「而自廻転(にじえてん)」の事 新1008頁~1009頁

第四 「得仏法分(仏法の分を得たり)」の事 御義口伝に云わく、「仏法分」とは、初住の一分の中道を云うなり。【「仏法の分」とは、舎利弗が迹門の開三顕一の説法において、中道の悟りの一分を得て、初住の位にのぼったということである。】 「迹門初住、本…

第三 「身意泰然、快得安穏」の事  新版1008頁

第三 「身意泰然、快得安穏(身意泰然として、快く安穏なることを得たり)」の事 文句の五に云わく「『従仏』は、これ身の喜びを結するなり。『聞法』は、これ口の喜びを結するなり。『断諸疑悔(諸の疑悔を断ず)』は、これ意の喜びを結するなり」。 御義口…

御義口伝 譬喩品 第二「即起合掌(即ち起って合掌す)」の事

第二 「即起合掌(即ち起って合掌す)」の事 【譬喩品の最初に「その時に舎利弗踊躍歓喜して、即ち起ちて合掌し、尊顔を1瞻仰(せんごう)して仏に言(もう)さく、今世尊に従いたてまつりて、此の法音を聞いて、心に踊躍を懐き、未曾有なるを得たり・・・」…