2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2154ページ (434) 一大悪対治御書 人肉を食らわざれば、投身無用なり。今その中の勘文を取るに、法華経の実相は一同にこれを存ずといえども、その行儀、時に随って不定なるべし。故に、流通の諸品、品々なり。仏菩薩の意楽、時に随う故か。 たとい悪にあら…
1935ページ (348) 越後公御房御返事 弘安2年(ʼ79)1月8日 58歳 日弁 大餅五枚、薯蕷〈一本、太きなり〉、鷷鵄一俵。 去・今年の饉餲・瘴癘・刀兵と申し、あたかも小の三災の代のごとし。山中に送り給うこと、志の至りか。恐々謹言。 正月八日 日蓮 花押 …
1765ページ (272) 中興政所女房御返事 建治2年(ʼ76)4月12日 55歳 中興政所女房 御ぜんは偕老同穴(かいろうどうけつ)のちぎりあり。松さか(栄)えば藤さか(栄)え、し(芝)はな(花)さ(咲)かば、らん(蘭)このみ(果)な(成)りなん。 卯月十二…
1636ページ (228) 弁殿御消息(典籍依頼の事) 文永12年(ʼ75)3月10日 54歳 日昭 千観内供の五味義、盂蘭経の疏、玄義六の本末、御随身あるべく候。文句十、少輔殿御借用あるべし。恐々謹言。 三月十日 日蓮 花押 弁殿 【解説】経典・論書等を揃えたいの…
追加された御書を本文だけ載せて、解説できるところは小林博士の本を参考に書こうと思います。 1268ページ (112) 出雲尼御前御書 弘安元年(ʼ78)12月1日 57歳 出雲尼 をば逆縁とおぼしめすべし。道の間、いかんが候いけん。おぼつかなし、おぼつかなし。…
新版御書に追加された御書を12編拝読しました。 短いのですぐ拝読できるのですが、意味がわからないのもあって、断片だったりもして、小林正博博士の本{日蓮の真筆文書をよむ」を参考にしました。追加分全部があるわけではないようですが、追加分以上の沢山…
別名を「阿那律果報由来」という。 建治元年5月3日、南条時光に与えられたお手紙。 釈尊の十大弟子の一人で天眼第一と言われた阿那律が受けた果報が供養の功徳であると述べ、時光の信心をほめられたのち、迫害があっても乗り越えて信心に励んでいくよう教え…
文永12年(1275年)1月に書かれたものと思われます。 南条時光に与えられた御消息です。別名「報南条氏書」と言われます。 南条兵衛七郎の亡くなったことを惜しまれ、日興上人を遣わして墓参させ、追善供養をしようと述べて、時光の回向を亡き父がどれほど喜…
昨日の7日の聖教新聞に立正安国論の同じ一節が2か所に載っていました。 私には特に懐かしい御書です。 当時壮年部のB長さんから聞いたことを覚えています。 46年くらい前の事ですよ。こういう記憶は消えないんですね。 きっとかっこよかったんだと思います。…
ずっと使っている「日蓮大聖人の『御書』をよむ」の上(巻)の方の作者である小林正博さんの本を3冊まとめて購入し読んでいます。 そのうちの一冊はAmazon kindle Unlimited で無料だったので、今スマホで読んでいます。 昔は大きな本屋さんまで足をのばさな…
あまり有名ではないかもしれないですが、十大部御書の一つです。 別名「末代法華行者位並用心事」といいますが、これは中山にあるご真筆に富木常忍が書き込んだものらしいです。 建治三年三月に富木常忍が法華経の修行について、日昭を通して大聖人に質問し…
元旦の聖教新聞に四信五品抄が新年の御書として掲載されていました。 この御書結構好きな御書だったと思うので、2022年はこの御書から始めようかなと思っています。