2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
日蓮大聖人56歳 越後への領地替えの内命が下り、金吾が主君を訴えるべきか大聖人に尋ねたことへの返事。 賢人は利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽の8つの風に侵されない。天もその人を守るのである。非理に主を恨んだりすれば、どんなに祈っても諸天は守護し…
正法をひろむることは必ず智人によるべし。 ということばで始まる御書。大聖人は55歳。 金吾は主君江馬氏から越後に行くよう命じられて、どうしたらいいですかと大聖人に聞いた、その返事。 前半は正法を広める人はかなり仏法に精通した知者でないといけない…
この御書は4頁と6行ぐらいのわりと長いお手紙です。 大聖人は55歳。四条金吾は何歳かわかりません・・・・ 金吾は両親が亡くなっているので、「今は地獄にいるのでしょうか」と心配して大聖人にお聞きしたりしたみたいです。そのことで大聖人は「今日のお手…
ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経と唱え給え、苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽思い合わせて南無妙法蓮華経とうち唱えいさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや、いよいよ強盛の信力をいたし給え。 という有名な御書。 最初のところに 一切衆生南無…
大聖人が54歳の時に書かれたもので、対告衆は不明だが四条金吾であろうと言われている。(末尾が欠けているため) 通解で読むとよくわかるので抜粋しながら感想と講義も書いておきます。 : 瑞相御書 天の異変は多くの人を驚かし、大地の災厄はもろもろの人…
四条金吾が他宗の僧と「諸法実相の法門」について法論したという便りを受けて、 諸法実相の法門がいかに重要な法門であるかを述べられている。 諸法実相とは伝教大師が万里の波濤を凌いで相伝した「一句万了の一言」だそうです。 そんなに大事な4文字なのに…
四条金吾が身延の大聖人に鎌倉の極楽寺および御所の焼失を報告したことに対する御返事。 大果報の人をば大火は焼かざるなり。 一切の幸不幸は、本質的には人間の生命の因果のあらわれである。 法華文句にある王舎城の例をあげて、民衆の福徳薄きゆえに火災に…
「『法華経を持つものは現世安穏後生善処と聞いて、去年から今日まで型通りに信心してきましたが、現世安穏ではなくて大難が雨のように降ってきました』と本当に四条金吾が言っていたか、日昭の報告が偽りなのか、まあどちらにしてもいい機会だし(いかさま…
金吾の奥さんは33歳の厄年はどうしたらいいんでしょう?って聞いたんだと思う。 題目を唱えていけば、33の厄も33の福と転ずることができるから大丈夫だよ、という御書です。 面白かったのは、「日蓮は法華経以外の一切経を見るときには、女性にはなりたくな…
(予同罪事)大聖人53歳、四条金吾に与えられた御書「有情の第一の財は命にすぎず、此れを奪う者は必ず三途に堕つ」ということばで始まる御書。親や主君や師匠を殺したものを害するのは罪が軽くなる。法華経の仇を害すれば功徳がある。主君を折伏したことを褒…