御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

御義口伝 法師品十六箇の大事 第四~第六 新版1027頁

第四 「与如来共宿(よにょらいぐしゅく)(如来とともに宿す)」の事 御義口伝に云わく、法華の行者は、男女共に「如来」なり。煩悩即菩提・生死即涅槃なり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、「与如来共宿」の者なり。傅大士(ふだいし)…

御義口伝 法師品十六箇の大事 第一~第三 新版1026頁

法師品十六箇の大事第一 「法師」の事 御義口伝に云わく、「法」とは、諸法(あらゆる現象)である。「師」とは、諸法直ちに師と成るのだ。森羅三千の諸法が直(ただ)ちに師となり、弟子となるべきなのである。 今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る…

御義口伝  人記品二箇の大事  第一 第二 全735頁 新1025頁

人記品二箇の大事第一 「学・無学」の事 御義口伝に云わく、「学」とは、【これから勉強すべき】無智の者をいう。「無学」とは、【学問の修行が終了した】有智の者をいう。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、「学・無学」の人に、「如我等無異…

御義口伝  五百弟子品三箇の大事  第三 全735頁 新1025頁

(新版御書1025頁) 第三 「身心遍歓喜(身心はあまねく歓喜す)」の事 御義口伝に云わく、「身」【身が歓喜する】とは、生死即涅槃ということである。「心」【心が歓喜する】とは、煩悩即菩提ということである。「遍」とは、十界同時であることである。「歓…

御義口伝  五百弟子品三箇の大事  第一 第二 全734頁 新1024頁

新版御書だけ載せます。 五百弟子品三箇の大事第一 「衣裏(えり=衣の裏)」の事 御義口伝に云わく、この品には無価の宝珠を衣の裏に繫(か)くることを説くなり。詮ずるところ、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、一乗妙法の智宝(御本尊)を信…

御義口伝 化城喩品 第の七 「皆共至宝所」事 全734頁 新1024頁

第七皆共至(かいぐし)宝処の事(全集)御義口伝に云く皆とは十界なり共とは如我等無異なり至とは極果の住処なり宝処とは霊山なり、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は一同に皆共至宝処なり、共の一字は日蓮に共する時は宝処に至る可し不共ならば阿鼻…

御義口伝 化城喩品 第六 「即滅化城」の事 全733頁 新1023頁

第六即滅化城の事 (全集)御義口伝に云く我等が滅する当体は化城なり、此の滅を滅と見れば化城なり不滅の滅と知見するを宝処とは云うなり、是を寿量品にしては而実不滅度とは説くなり、滅と云う見を滅するを滅と云うなり三権即一実の法門之を思う可し、或は…

読書

今年の1月にオーディブルで聞いた「線は、僕を描く」という本が、当時、私のツボにハマりまして、こんな繊細な表現の文章久しぶりだなと思って、毎夜、寝る前に聞き入ってとてもいい寝心地でした。この前もまた二回目聞いたくらいです。 砥上裕将という方が…

御義口伝 化城喩品 第五 十六王子の事 全733頁 新1023頁

第五十六王子の事 (全集) 御義口伝に云く十とは十界なり六とは六根なり王とは心王なり子とは心数なり此れ即ち実相の一理の大通の子なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は十六王子なり八方作仏とは我等が八苦の煩悩即菩提と開くなり云云。 (説…

御義口伝 化城喩品「其祖転輪聖王」の事 全733頁 新1023頁

第四 其祖転輪聖王の事 (全733頁)御義口伝に云く本地身の仏とは此文を習うなり、祖とは法界の異名なり、此れは方便品の相性体の三如是を祖と云うなり、此の三如是より外に転輪聖王之れ無きなり転輪とは生住異滅なり聖王とは心法なり、此の三如是は三世の諸…

御義口伝 化城喩品 第三諸母涕泣(しょもたいきゅう)の事 全733頁 新1022頁

第三諸母涕泣の事御義口伝に云く諸母とは諸は十六人の母と云う事なり、実義には母とは元品の無明なり此の無明より起る惑障を諸母とも云うなり、流転の時は無明の母とつれて出で還滅の時は無明の母を殺すなり、無明の母とは念仏禅真言等の人人なり而随送之と…

御義口伝 化城喩品 第二 大通智勝仏の事 全732頁 新1022頁

第二大通智勝仏の事(全集732頁) 御義口伝に云く大通は心王なり智勝は心数なり大通は迹門智勝は本門なり大通智勝は我等が一身なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は大通なり題目を唱うるは智勝なり、法華経の行者の智は権宗の大智よりも百千万…

御義口伝 化城喩品七箇の大事 第一 全集732頁  新版2021頁

下の方に全集を現代語に訳していますので、それを参考にして新版御書を読んでもらえるとうれしいです。 化城喩品七箇の大事第一 「化城」の事 御義口伝に云わく、「化」とは色法なり、「城」とは心法なり。この色心の二法を無常と説くは、権教の心なり。法華…

座談会御書の講義について思うこと

以前よくうちの娘たちと話したのは、座談会の御書講義が大白蓮華を読むだけのつまらない講義であるということでした。その時の地区部長や常勝長(ブロック長)に不満が多かったです。たまに新聞に載ってる講義を抜粋して読まれたりもしますが、もっと自分の…

2023年10月度、大白蓮華 座談会御書 報恩抄より

今月の御書は報恩抄ですね。この御書は結構長いんですが、37頁もある!その最後から2頁目の終わりあたりから、今回の座談会御書に抜粋されています。 日蓮大聖人御書十大部講義の第五巻「報恩抄」、序は池田先生と、今は亡き日達猊下が書かれています。日達…

御義口伝 授記品 第三 全731頁 新1020頁

(新版御書) 第三 「捨是身已(しゃぜしんい=この身を捨て已(お)わる)」の事 御義口伝に云わく、※この文段より捨・不捨の起こりなり。※ (※大目犍連がその身を捨て終わって、八千、また二百万憶の諸仏世尊を見奉ることができた。すなわち成仏したと説く…

御義口伝  授記品四箇の大事から 第二  全731  新1020

第二 迦葉光明の事 御義口伝に云わく、「光明(こうみょう)」とは、一切衆生の相好(そうごう=姿・形)なり。「光」とは、地獄の灯燃猛火(とうねんみょうか=煩悩に焼かれることをあらわし地獄の苦悩を意味する)、これ即ち本覚自受用の智火のことでもある…

釈迦御所領御書 全1297頁 新2139頁

本文がちょっと違うようなので、講義録のある御書全集から載せてます。 釈迦御所領御書 「是れ我が有なり(三界は我が所有するところのものである)。其の中の衆生は悉く是れ吾子なり」等云云、この文のごとくならば・この三界は皆釈迦如来の御所領である。…

小蒙古御書  全1284頁  新1719頁

(257) 小蒙古御書 弘安4年(ʼ81)6月16日 60歳 小蒙古の人、大日本国に寄せ来るのこと。我が門弟ならびに檀那等の中に、もしは他人に向かい、はたまた自ら言語に及ぶべからず。もしこの旨に違背せば、門弟を離すべき等の由、存知せるところなり。この旨を…

授記品四箇の大事  第一「授記の事」 全730頁 新1019頁

授記品四箇の大事第一 「授記」の事 文句の七に云わく「『授』は、これ与の義なり」。 御義口伝に云わく、「記」とは、南無妙法蓮華経なり。「授」とは、日本国の一切衆生なり。不信の者には授けざるなり、また、これを受けざるなり。今、日蓮等の類い、南無…