御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 安楽行品 五箇の大事 第一~第二 新1045頁

第一 「安楽行品」の事
  御義口伝に云わく、妙法蓮華経を安楽に行ぜんこと、末法において、今、日蓮等の類いの修行は、妙法蓮華経を修行するに、難来るをもって安楽と意得べきなり。

<講義より>

正像時代の摂受の修行は安楽であったが、末法における法華経の修行は難が絶対襲ってくるので、難がくれば法華経を実践していると確信して安楽だと思いなさい、と言われている。難と戦って得た成仏の境涯こそ最高の安楽なのである。


第二 「一切法空(一切の法は空なり)」の事
  御義口伝に云わく、この下において十八空これ有り。十八空の体とは、南無妙法蓮華経これなり。十八空は、いずれも妙法のことなり。

<講義より>

真実の仏法の説く空は絶対に「無」ではない。空の定義は有るか無いかで割り切る問題ではない。「有」でもなく「無」でもない、しかも「有」であり「無」である、というのが「空」の定義である。死後の生命は「空」の状態である。絶対宇宙にとけこんでいるのに、さがしてもわからない。新しい生命は過去の業因をそのまま受けて来世を生きていくのである。永遠に生死を繰り返していくのが生命の真実の姿である。