御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 寿量品 第六 全754頁 新1051頁

第六 「飲他毒薬、薬発悶乱、宛転于地(他の毒薬を飲み、薬発し悶乱して、地に宛転す)」の事

「おんたーどくやく やくほつもんらん えんでんうーじ」って勤行で読んでるところです。なんのこっちゃと思って読んでた人、私もですけど、ここのところの御義口伝です。私たちは毒を飲んでないんやってわかるところですね。邪宗は毒を飲ませてるって。


  御義口伝に云わく、「他」とは、念仏・禅・真言の謗法の比丘なり。「毒薬」とは権教方便なり、法華の良薬にあらず。故に悶乱するなり。「悶」とは、いきたゆるなり。寿量品の命(根本・骨髄)なきが故に、悶乱するなり。

【権教方便に執着する輩、念仏・禅・真言を信じる坊主たちは、法華経の良薬を飲まず、毒薬を服しているがゆえに、息つくことができぬほどもだえ苦しむのである。(悶乱)

寿量品の骨髄ともいえる大事な教えである永遠の生命がわからないがゆえに、悶乱するのである。】

 

「宛転于地」とは、阿鼻地獄へ入るなり云々。


  「諸子飲毒(諸の子は毒を飲む)」のことは、法華文句の巻第9下の釈に云わく「邪師の法を信受するを、名づけて『飲毒』となす」。「諸子」とは、謗法のものをいう。「飲毒」とは、弥陀・大日等の権法をいう。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、毒を飲まざるなり。