御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 寿量品 第七 「或失本心、或不失者」の事 全755 新1052

寿量品の長行にある御文だと思います。聞いたことあるけどって感じですよね。昔は寿量品の長行も読んでましたからね。

 

第七 「或失本心、或不失者(あるいは本心を失えるもの、あるいは失わざる者あり)」の事


  御義口伝に云わく、「失本心」(本心を失う)とは、謗法なり。「本心」とは、下種なり。「不失」(失わない)とは、法華経の行者なり。「失」とは、本有る物を失うことなり(もともとあった本源のものを失うこと、つまり南無妙法蓮華経を失うことである)。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、本心を失わざるなり云々。

 

<講義より>

本心とは所詮南無妙法蓮華経のことである。妙法こそ我が生命の至宝であり、信心なき者はいたづらにこれを捨て去ってしまっているのである。

本心とは信心した我々にとっては広宣流布、王仏法冥合を実現していく本来の心であり、使命である。身は信心したように見えても、その本心を失えば大聖人の弟子ではない。

いずこにあっても、いかなる時も我らはこの本心を失ってはいけない。社会のどんな舞台で活躍しようが、つねに御本尊に祈り、経文通り行学に励むことが大事である。

一生涯、妙法の本心を貫く人こそ本当の師弟であるといえる。