御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 寿量品 第八 「擣簁和合、与子令服」の事 全755 新1052

第八 「擣簁和合、与子令服(擣き簁い和合して、子に与えて服ましむ)」の事

(「とうしーわーごうよーしーりょうぶく」って経文で読んでましたね。)

寿量品の偈に「父、子らが苦悩するのを見て諸々の教えによって、好ましい薬草の色も香りも美しく味もよく、全部備わっているのを集めたうえで、つき、ふるい、調合して子供らに飲ませた。そして、この大良薬は色香美味で皆具足しているから、お前たちは飲みなさい。そうすれば速やかに苦悩を除いて、また諸々の患(うれい=病気)はなくなるであろう、と」(だいぶ今風にアレンジして書きました(笑))

この偈のところを大聖人が口伝されます。法華経の寿量品も大聖人のアレンジで、って

ことですね。

 

  御義口伝に云わく、この経文は空・仮・中の三諦、戒・定・慧の三学なり

色・香・美味の良薬なり

【いきなり空仮中の三諦とか・・・すごい。(戒律、禅定、智慧の三学は寿量品の事の三大秘法是なり。もうちょっと詳しくいうと、

「擣(とう=つく・臼でつく)」は空諦なり、「簁(し=ふるう)」は仮諦なり、「和合」は中道なり。【薬草をついて葉の茎の形をつぶして無差別の状態にするから空諦である。ついた薬草をふるいにかける、取捨選択、差別の意味で仮諦である。和合とは様々な薬草を擣簁(とうし)して完全な一つの薬として作り上げるので中道である。色香美味の良薬とは南無妙法蓮華経の御本尊のことである。(120頁語句の説明より)】

 

「与」は授与なり、「子」は法華の行者なり。「服」というは受持の義なり。

これを「此大良薬、色・香・美味、皆悉具足(この大良薬は、色・香・美味、みな具足せり)」と説かれたり。

「皆悉」の二字は、万行万善・諸波羅蜜を具足したる大良薬たる南無妙法蓮華経なり。「色・香」等とは、「一色一香も中道にあらざることなし」にして草木成仏なり

されば、題目の五字に一法として具足せずということなし

もし服する者は、「速除苦悩(速やかに苦悩を除く)」なり。されば、妙法の大良薬を服する者は、貪・瞋・癡の三毒の煩悩の病患を除くなり

法華の行者、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、謗法の供養を受けざるは、貪欲の病を除くなり。

法華の行者は、罵詈せらるれども忍辱を行ずるは、瞋恚の病を除くなり。法華経の行者は、「是人於仏道 決定無有疑(この人は仏道において、決定して疑いあることなけん)」と成仏を知るは、愚癡の煩悩を治するなり。されば、大良薬は末法の成仏の甘露なり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、大良薬の本主なり。

 

<感想>空仮中の三諦について講義のところに詳しすぎるくらい色々書かれていて、まだ読めてないですが、またちゃんと勉強します。

この空・仮・中の三諦って何か知らない幹部もおったんやって驚きが最近ありました。勉強してくださいよ~頼むわ。地区幹部以上はもっと自分で教学学ばないとあかんで!

 

私は入会決意もしてないときに創価学会入門って本を読んで、空仮中の三諦のところで、難しいから60歳くらいになったら信仰するわ、って紹介者に言ったのを今でも覚えてます。20才の私はその後まもなく入会して、若い時に仏法の難しいことを沢山学べてよかったなと、今になって思います。ほんまに諦めんと折伏してくれたことに感謝!