御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

盂蘭盆御書 1427頁 58歳御作

盂蘭盆を前にした7月13日に門下の治部房日位(じぶぼうにちい)の祖母に与えられた御消息。別名「治部房祖母への書」

初めに盂蘭盆経の意を引いて起こりを述べ、目連尊者が神通力を持ちながら餓鬼道に堕ちた母の苦悩を救えなかったことを明かし、目連が法華経によって自身が成仏するとともに父母をも成仏させることができたことを教えられています。

そして平清盛の大悪が自身も我が子をも苦悩に陥れた例をひき、謗法の悪業は子孫七代までも苦しませ、反対に法華経を信じた大善は無量世の父母や子孫までも成仏させると言われています。最後に治部房の祖母が孫を法華経の行者としたことで、必ず成仏に導かれるであろうと励まされています。

目連の話を詳しくしりたいときはこの御書を読まれるといいと思います。