御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 法師功徳品四箇の大事 第一 全762頁 新1062頁

第一 「法師功徳」の事


  御義口伝に云わく、「法師」とは、五種法師である。「功徳」とは、「六根清浄」の果報である。所詮、今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、「六根清浄」となる。

したがって、妙法蓮華経の法師と成って大いなる徳(さいわ)いがあるのである。「功」も幸(さいわ)いということである。または、悪を滅するを「功」といい、善を生ずるを「徳」というのである。「功徳」とは、即身成仏であり。また「六根清浄」である。法華経の説文のごとく修行することを、「六根清浄」と心得るべきである。

 

※五種法師:五種(受持・読・誦・解説・書写の五つの修行をする人を五種法師という。末法では、五種のうち、御本尊を受持し、題目を唱えることが自行になり、解説が折伏で化他行になる。南無妙法蓮華経を唱え、折伏することで六根清浄になり、即身成仏となる。それが功徳である。

 

功徳とは決して他からあたえられるものではない。自身のうちに湧き出してくるものである。それが依正不二となり、今度は依報なる環境が一切われわれの幸福へと働いてくれるのである。自身の宿命転換、人間革命に励むことが根本であり、そうすれば、幸いを万里の外より招くことができるのである。