御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 常不軽品 第二十四~第二十五 全768 新1070頁

第二十四 蓮華の二字は礼拝の住所の事

  御義口伝に云わく、蓮華とは因果の二法をあらわす。悪因あれば悪果を感じ、善因あれば善果を感ずる。

※内証には汝等三因仏性の善因がある。事に顕す時は善果と成って「皆当作仏(皆当に作仏すべし)」すべしと礼拝したのである。

 

第二十五 実報土は礼拝の住所の事

  御義口伝に云わく、実報土は竪(たて)の時(十界論に立ってみるときは)は菩薩の住所である。
  よって、不軽菩薩の住所を実報土と定めて、ここで礼拝の行を立てたので、実報土は礼拝の住所とするのである。

<語句>

実報土:実報無障碍土(じっぽうむしょうげど)ともいい、別教の初地、円教の初住から等覚の菩薩までが、行道の果報によって住する所を言う。実報とは、真実の仏道修行の報いとして、必ず功徳があらわれることである。