御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

衆生所遊楽御書  四条金吾殿御返事   1143頁

ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経と唱え給え、苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽思い合わせて南無妙法蓮華経とうち唱えいさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや、いよいよ強盛の信力をいたし給え。

という有名な御書。

 

最初のところに

一切衆生南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり。経に曰「衆生所遊楽」云云。この文、あに自受法楽にあらずや。

遊楽とは我等が色心・依正ともに一念三千・自受用身の仏にあらずや。法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし。「現世安穏・後生善処」とは是なり。ただ世間の留難来るともとりあえ給うべからず。

講義:

苦楽に押し流されない自己が御本尊と境智冥合して確立される。その確立した強い自己は、却って現実の苦楽をともに無上の喜びとして楽しみきっていける。それが自受法楽である。

この自受法楽こそ人間の幸福境地であることを知らなければいけない。

このお手紙は極めて短いが、重要な人生指導の書である。仏法の深い哲理を庶民的な言葉で明快に示されており、一言一句が深淵な輝きと重みを持っている。

 

感想:

御本尊に題目をあげていけば絶対的幸福境涯になるということなんだろうな。

 何が起こっても大丈夫、難来るをもって安楽!と思える境涯がすごいんだろうな。

そういう事態が起きたときに自分の信心が試されると思う。

どんな魔にも負けない自分を築いていくしかない。