御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

四条金吾殿御返事 56歳御作

御書の本文3行の短い御書ですが、折伏の時使えるかな~暗誦しよっ

なんて思いましたよ。私の中ではかっこいい御書ですが・・・難しいからせめて太字にしたとこだけ覚えよう!

本文:法華経本迹相対して論ずるに迹門は尚始成正覚の旨を明す故にいまだ留難かかれり、本門はかかる留難を去りたり、然りと雖も題目の五字に相対する時は末法の機にかなはざる法なり、真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり。

通解:法華経の本門と迹門とを相対して論じてみると、迹門はなお始成正覚という観点で論じているのでいまだ留難がかかってくるのである。本門はこのような留難を免れている。しかしながら本門といえども文底独一本門の題目に相対した時は末法衆生の機根に合わない法となる。真実に一切衆生にとって、色心の留難を打ち破る秘術はただ南無妙法蓮華経以外にないのである。

 ここでいう留難とは生命の本質に未だ暗い無明の状態をさす。また、そのために人生を歩んでいく上で様々な形で起こる不如意、不祥事などを意味している。

色心の留難とは、肉体面、精神面の両面から迫る障害をいい、成仏を妨げる諸現象のこと。