御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

崇峻天皇御書  全1170頁 新1592頁 56歳御作

結構有名な御書の一節が含まれている御書です。別名「三種財宝御書」

5頁半くらいあります。四条金吾に宛てた長めのお手紙です。

有名なところ:

「人身は受け難し、爪の上の土。人身は持ちがたし、草の上の露。百二十まで持ちて名をくた(腐)して死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ。中務三郎左衛門成尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけり、よかりけりと鎌倉の人々の口にうたはれ給へ。蔵の財よりも身の財すぐれたり、身の財より心の財第一なり。この御文をご覧あらんよりは心の財をつませ給うべし」

 この直前のところでは、「世間が過ごしにくいようなことを嘆いて人に聞かせてはいけない。そういうことをすれば賢人にはあるべからざることである。後に残された妻子が自分では恥をいうつもりはないけれど、夫との別れの惜しさに他人に向かって自分の夫の恥をみな語ってしまうようなことになるであろう。これはひとえに妻の失(とが)ではなく、むしろ夫の振る舞いが賢明でなかったからである。」と言われています。

あと、印象的な故事を引かれて、崇峻天皇が短気なために感情を抑えきれず、臣下に殺されたことを通して、金吾にも短気にならないよう教えられている。この話は結構詳しく御書に書かれているので是非読んでいただければと思います。

孔子という賢人は九思一言といって九度思索してのちに一度語ったという」

(頭で考えるより先にしゃべってしもてるって!それあかんやつや~!せめて2~3回考えてからしゃべろう)

一代の肝心は法華経法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしは・いかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ、穴賢・穴賢、賢きを人と云いはかなきを畜といふ

 この御書の1170頁後ろから2行目に「内薫外護」という言葉が出てきます。

ご存じの方もあると思いますが、これは大事な法門であり仏教の要の原理であると書かれています。起信論に「真如の法が常に薫習するゆえに妄心が即滅して法身が顕現するのである」また瑜伽論には「隠れた行いが外に現れた徳となる」と。

「内より薫じ、外より護る」根本は内薫という自己の生命の変革、自己の開発にある。

あらゆる衆生の生命にもともと仏性が内在しており、題目で内より薫発することによって周囲の人々や現象も、この現れ始めた仏性の強化を助ける作用をするということです。