御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝  五百弟子品三箇の大事  第三 全735頁 新1025頁

(新版御書1025頁)

第三 「身心遍歓喜(身心はあまねく歓喜す)」の事
  御義口伝に云わく、「身」【身が歓喜する】とは、生死即涅槃ということである。「心」【心が歓喜する】とは、煩悩即菩提ということである。「遍」とは、十界同時であることである。「歓喜」とは、【我が身心だけが歓喜するのではなく、一念三千の理法によって】法界すべてが同時に歓喜するのである。この歓喜の内には三世諸仏の歓喜も納まっているのである。

今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉れば、「我則歓喜(我は則ち歓喜す)」とて、釈尊(=日蓮大聖人)歓喜するのである。「歓喜」とは、善悪共に歓喜するなり。十界同時なり。深くこれを思っていくべきである。

 

<講義より>

「身心遍歓喜」の身心は、色心不二の意であり、遍とは、十界同時の生命全体に活動があることを意味する。地獄より、仏界にいたるまで、小宇宙である。わが当体は局部だけの生命活動でなく、必ず全生命に、その生命活動がなされるのが、実体であり、実相なのである。のみならず、われら自身の十界の生命活動が、即、大宇宙であり、法界に同時に反映するとの言を、その不思議を、よくよく思索すべきであろう。

(中略)

最後に「善悪共に」は、いかなる境遇たりとも、病人、貧乏、健康、富者等、万人が妙法受持の人生になれば、必ず成仏できるとの御文である。

 

三身心遍歓喜の事 (全集735頁)
御義口伝に云く身とは生死即涅槃なり心とは煩悩即菩提なり、遍とは十界同時なり歓喜とは法界同時の歓喜なり、此の歓喜の内には三世諸仏の歓喜納まるなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉れば我則歓喜とて釈尊歓喜し給うなり、歓喜とは善悪共に歓喜なり十界同時なり深く之を思う可し云云。