御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2024年2月度 座談会御書 大悪大善御書  新2145頁 全1300頁

2024年1月1日午後4時10分に能登半島地震が起こりました。

まさに今回の御書でいう大悪ではないでしょうか。

家屋の下敷きになって亡くなった人たち、家が潰れ、大切な家族を失くした人たち。

道路に亀裂が入り、山が崩れ、85kmに渡って海岸沿いに4mも土地が盛り上がった。

能登は今までも何度か大地震に見舞われていたのに、今回ほど酷い地震は初めてだった。津波もあった。孤立した集落、物資も届かない状態。そして、大雪も降った。

 

日本中、元旦の夕方にお正月気分は冷めたと思う。悲しみに暮れた。女性アナウンサーが叫ぶ「津波が来るから高いところに逃げてください」という言葉、何度も何度も叫ばれてた。安全なところにいて、それを聞いてもどうすることもできなかった。ただテレビを見守っていた元旦の夜。

 

学会員であったら、この御書がすぐ思い出されたかもしれません。大悪大善御書。

これほどの大悪なら、大善が生ずる瑞相でしょ。国に大謗法があれば、正法が広まる瑞相であるとの大聖人の御書ですが。被災者の人々が立ち上がれる勇気を持てる御書だと思いました。

ほんとに大聖人様のいらっしゃった時代では一国あげて謗法を侵し、自界叛逆難や、他国侵逼難があって、大地震もあったし、今と大体世相は同じだ。

現代は日本国内では池田先生が亡くなっても、ニュースで一瞬報道されただけ。世界平和に貢献し、世界中の大学からも名誉博士号や、名誉教授の称号がおくられてきたこんな偉大な人はいないのに、国家にとってどれほどの損失なんだかわかってない。まだ世界の方が池田先生の偉大さがわかってる。書き出したら切りがないので、また別の機会に書くことにします。

 

とにかく大悪は大善の瑞相であるということを確信して信仰に励んでいきましょう。

負けたらあかん!

 

御書本文を載せておきますね。意外と短い御書です。

大悪大善御書

大事には小瑞なし。大悪おこれば大善きたる。すでに、大謗法、国にあり。大正法、必ずひろまるべし。各々なにをかなげかせ給うべき。迦葉尊者にあらずとも、まいをもまいぬべし。舎利弗にあらねども、立っておどりぬべし。上行菩薩の大地よりいで給いしには、おどりてこそいで給いしか。普賢菩薩の来るには、大地を六種にうごかせり。
 事多しといえども、しげきゆえにとどむ。またまた申すべし。