御書大好き!!

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五節供御書  秋元殿御返事  1070頁 50歳御作 

文永8年1月11日 安房国保田から下総国印旛郡の秋元太郎兵衛尉に与えられたお手紙。

秋元殿は文応元年に日蓮大聖人が松葉ケ谷の法難を避けて下総中山(千葉県市川市)に行かれた時に化導され入信したと言われている。

節供に関しては「委(くわ)くは知る事なし」と前置きされながらも、一往その由来に関しては伝教大師の相承があるとして書かれている。

 

ちょっと端折って引用すると「正月は妙の一字の祭り、三月三日は法の一字の祭り、五月五日は蓮の一字の祭り、七月七日は華の一字の祭り、九月九日は経の一字の祭り」とされ、結論は五節供の正意は妙法蓮華経を根本とした祭りである。ゆえに五節供のお祝いも御本尊に向かって題目を唱えることで現世安穏後生善処疑いないと言われている。