御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 信解品 第四「心懐悔恨(しんねけこん)」の事  726頁 新1013頁

御義口伝 

信解品六箇の大事より

 

第四 「心懐悔恨(心に悔恨を懐く)」の事
  文句の六に云わく「『悔』は父に約し、『恨』は子に約す」。記の六に云わく「父にも『悔恨』あり、子にも『悔恨』あり」。
  御義口伝に云わく、日本国の一切衆生は「子」のごとく、日蓮は「父」のごとし。法華不信の失によって無間大城に堕ちて、返って日蓮を恨(うら)みん。また日蓮も、音も惜しまず法華を捨つべからずと云うべきものを、霊山にて悔ゆることこれ有るべきか。文句の六に云わく「『心懐悔恨(しんねけこん)』とは、昔(むかし)勤(ねんご)ろに教詔せず、訓うることなくして、逃逝(じょうぜい)せしむることを致すことを悔(く)い、子の恩義を惟(おも)わずして我を疎(うと)んじ、他に親しむことを恨む」。

 

<感想>

父にも子にも悔恨があるというお話です。

一切衆生は子のごとく、日蓮は父のごとし。

何とかもっと信仰をすすめて救ってあげればよかったと悔やむ父の後悔。

あのときもっと折伏してくれたらよかったのに、と恨む子の立場の悔恨。

悔いのないように折伏実践していきたいと思う次第です。