御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 信解品 第三「加復窮困(かふぐうこん)」の事 全726頁 新1013頁

第三 「加復窮困(ますますまた窮困す)」の事
  文句の六に云わく「出要(しゅつよう)の術(じゅつ)を得ざるをまた『窮(ぐう)』となし、八苦の火に焼かるるが故に『困』となす」。

  御義口伝に云わく、「出要」とは、南無妙法蓮華経なり。「術」とは、信心なり。今、日蓮等の類い、「窮困(ぐうこん)」を免離(めんり)することは、法華経を受持し奉るが故なり。また云わく、妙法に値い奉る時は、八苦の煩悩の火、自受用報身の智火と開覚するなり云々。

 

<語句の解説>

出要の術とは「出離生死の要法」のこと。生死の苦海たる人生において、御本尊を信じ、真に自らの人生を楽しみきっていけるようになる、最高の根本の教えが「出要の術」である。それは南無妙法蓮華経のことである。

天台大師は衆生がこの八苦の火に焼かれ、人生の悲惨さを身をもって味わうことを「困」と名付けた。

煩悩即菩提、生死即涅槃の原理を示されている。

 

<感想>

まだ御義口伝の上巻の半分です~

先が長いので、口伝も書きつつ、口伝以外のところの講義録で終わってないのをちょこちょこ入れますが、なにか要望がございましたらコメントしてくださいね~。