御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 宝塔品二十箇の大事 第十三 新1035

第十三 「若有能持 則持仏身(もし能く持つことあらば、則ち仏身を持つ)」の事


  御義口伝に云わく、法華経を持ち奉るとは、我が身は仏身なりと持つことである(自分は仏であると確信することである)。「則」の一字は生仏不二である(衆生も仏も別のものではないのである)。上の「能持」の「持」は、凡夫が持つのである。持つ体は妙法(南無妙法蓮華経)の五字である。「仏身を持つ」と云うは、一々文々皆金色の仏体の故である。さて、仏身を持つとは、我が身の外に仏無しと持つ(確信するの)のを云うのである。理即の凡夫と究竟即の仏と二無いのである(別物ではない)。即の字は、「即の故に初後不二なり」の故である。(初めは理即の凡夫と終わりの究竟即の仏とは不二である。