御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 薬草喩品 第二(この品述成段の事) 全729  新1016

第二 この品は述成段なる事
  御義口伝に云わく、「述」とは迦葉なり、「成」とは釈尊なり。「述成」の二字は、迦葉・釈尊致する義なり。詮ずるところ、「述」は所化の領解、「成」は仏の印可なり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と領するは「述」なり、日蓮が讃嘆するは「成」なり。我らが即身成仏を説き極めたる品なり。述・成の一致符契するは、述成不二の即身成仏なり。この述成は、法界三千の皆成仏道の述成なり。

 

<講義より>

述成とは師弟不二、境地冥合をあらわしている。大聖人と日興上人の御姿こそ述成であり、師弟不二なのである。

大聖人が御書のいたるところに「日蓮等の類い」「日蓮が弟子檀那等」と言われているのは、我ら凡夫を仏の境涯にまで引き上げてあげよう、境地冥合させてあげようという慈悲のあらわれであり、まことに感激にたえないものである。