御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝 提婆達多品八箇の大事 第六 新1038

第六 「年始八歳(年始めて八歳)」の事


  御義口伝に云わく、「八歳」とは、八巻なり。提婆は地獄界なり、竜女は仏界なり。しかるあいだ、十界互具・百界千如・一念三千なり。
  また云わく、「八歳」とは、法華経八巻なり。我ら八苦の煩悩なり。総じて、法華経の成仏は八歳なりと心得べし。八苦は即ち八巻なり。八苦・八巻は、即ち八歳の竜女と顕るるなり。
  一義に云わく、「八歳」のことは「たまをひらく」と読むなり。「歳」とは、竜女の一心なり。「八」とは、三千なり。三千とは、法華の八巻なり。よって、「八歳」とは「開仏知見(仏知見を開く)」の所表なり。「智慧利根」より「能至菩提(能く菩提に至れり)」まで、法華に帰入するなり。この中に「心念口演(心に念い口に演ぶ)」とは、口業なり。「志意和雅(志意は和雅なり)」とは、意業なり。「悉能受持、深入禅定(ことごとく能く受持し、深く禅定に入る)」とは、身業なり。三業即三徳なれば、三諦法性なり。また云わく「心念」とは、一念なり。「口演」とは、三千なり。「悉能受持」とは、竜女、法華経を受持するの文なり。「歳」とは、如意宝珠なり、妙法なり。「八」とは、色心を妙法と開くなり。

 

<感想>

数字に意味があるというのは仏法ではすごく言われる話で、八とは開く義なりと、入信間もないころに教わりましたが、今回の御義口伝は八歳の竜女が成仏したというところの結構難しい御義口伝だと思います。

すらすら読んでいると頭がこんがらがりますが、

簡単に言えば、途中を省くのはどうやねんって突っ込まれそうですが、

最後の一節が大事。八とは色心、この自らの体と心が、題目を唱えていけば、妙法つまり御本尊と同じ、境地冥合する、仏と開くということです。

 

最近風邪ひいて熱が少しあったので、ブログ休んでおりました。

 

途中のところ追加で載せることあれば後日に、と思っています。