先に大好きな三沢抄など3編読んであったから、今日、別名善根御書と呼ばれる窪尼御前御返事を拝読して34巻を読み終えた。
善根御書で祇園精舎が焼け落ちて跡形も無くなった話が出てきた。須達長者が魚を殺し殺生の悪行で得た利益で祇園精舎を供養したのが原因らしい。また、真心からの供養でも、供養される側が悪であれば供養した人も功徳にはならず、不幸になる。邪法やその僧に供養することは、邪法を助け増長させることになるから、自ら邪法を行じたことと同じになるからである。
真心から正しい法華経に供養した窪尼御前の功徳は計り知れないということが書かれてある御書だった。この御書で懐かしい思い出がある。「糞をほしてつき砕き、ふるいにかけて栴檀の香木のように作ったり、女人や天女や仏を作っても、火をつけて焼いたらべちの香なし、くそくさし」っていうところ、娘たちと読んだ時に大笑いしたこと。
今回年頭から決意して御書を講義本で読んでいてわかったことは、34巻が2冊あって2015年に1冊読んでいたこと。顕謗法抄の入っている第7巻は4冊あったし、自分が買った本と人からいただいた本、ヤフオクで一気に沢山買ったりして重複してるのが多い。1度整理して足りない講義は買わないといけない。