別名を大兵興起御書という。大聖人が佐渡一谷で弁殿尼御前に送られた御書。
短いけれど尼御前を励ます言葉に心打たれました。
貞当は十二年にやぶれぬ・将門は八年にかたぶきぬ、第六天の魔王・十軍のいくさを・をこして・法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土を・とられじ・うばはんと・あらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵を・をこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし、しかりと・いえども弟子等・檀那等の中に臆病のもの大体或はをち或は退転の心あり、尼ごぜんの一文不通の小心に・いままで・しりぞかせ給わぬ事、申すばかりなし(立派である)、其の上自身のつかうべきところに下人を一人つけられて候事、定めて釈迦・多宝・十方分身の諸仏も御知見あるか、
( 一文不通:無学文盲、あるいは経文・論釈などの一文も知らない者のこと。)
(小心:心弱い者)
さて、今年中に御書全編読み切りたいと思うのですが、なかなか1月から読めてなくて焦ってます。
ブログもしっかり書けないかもしれないです。とにかく毎日御書本文を2~3頁分の通解と講義で理解しながら読むつもりです。
御書を全編読むときは毎日何ページと決めて読みさえすれば、必ず目標にたどり着きます。
さあ、決勝点目指して頑張ろう!