御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

御義口伝  授記品四箇の大事から 第二  全731  新1020

第二 迦葉光明の事
  御義口伝に云わく、「光明(こうみょう)」とは、一切衆生の相好(そうごう=姿・形)なり。「光」とは、地獄の灯燃猛火(とうねんみょうか=煩悩に焼かれることをあらわし地獄の苦悩を意味する)、これ即ち本覚自受用の智火のことでもある。仏果にいたる九界もこれと同じである。

今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経の光明を謗法の闇冥の中に指し出だす。これ即ち迦葉の光明如来である。迦葉は頭陀を本とす。頭陀は、ここに抖擻(とそう=物を払い去る)ということだ。今、末法に入って、(謗法の)余行をいっさい振り払って、もっぱら南無妙法蓮華経と唱え修行するのは、「此経難持(この経は持ち難し)」「行頭陀者(頭陀を行ずる者)」、これなり云々。

 

#御義口伝