御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

破良寛等御書 1289頁 (55歳御作)

前後が欠けているのでその内容から建治二年(1276年)十二月、日蓮大聖人が五十五歳のときに身延で著され、安房国天津の好日房に与えられた御消息と推定されています。

初めに釈尊在世に三逆罪を犯した提婆達多と比較して、今法華経迹門の円頓の戒壇を軽蔑し、釈尊を下し、日蓮大聖人とその門下を迫害している念仏・禅・真言の諸宗が提婆達多の三逆罪に超過していることを示しています。

また諸宗の中でも真言宗の邪義と、それを信じる僧俗が地獄に堕ちる理由を明かし、弘法・慈覚・智証の三大師の法華誹謗は善無畏・金剛智・不空の三三蔵の邪義によっていることと、善無畏の堕地獄の相を示されています。さらに法華経真言三部経の勝劣を明かして、人々を誤らせた真言の元祖等の誑惑を指摘され、彼等の堕地獄の現証を示されています。

また、大聖人御自身の修学時代を回顧され、開宗後に諸宗を破折された様子とそれに対する諸宗による迫害の実情を述べ、松葉ケ谷法難、伊豆流罪の経過を明かされたうえで、忍難弘通のご覚悟を述べられています。

            以上「日蓮大聖人の御書を読む」から

 この御書は6頁ほどですが、講義を読むとすごく内容が深くて多かったので、どうやってまとめようかと思いましたが、「御書を読む」に簡単にまとめてあったので引用しました。

建長5年の4月に立宗宣言されてからは、念仏宗への破折、そして禅宗、最後に佐渡から帰ってからは真言宗を中心に破折してこられたことがわかります。法論対決するときは必ず釈尊の経典が元となっていないといけない。人師の言葉を信用してはいけないと。