御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

第七 「於諸菩薩~・・・」 第八 「当来世悪人~・・・」新1004頁~1005頁

第七 「於諸菩薩中 正直捨方便(諸の菩薩の中において、正直に方便を捨つ)」の事
  文句の四に云わく「『於諸菩薩中』より下の三句は、正しく実を顕すなり。五乗はこれ曲にして直にあらず。(人・天・声聞・縁覚・菩薩の五乗の教えは、仏の本意ではない曲がった教えであり、「直」ではない。)

通・別は偏・傍にして正にあらず。(通教・別教はいずれも円融・円満の悟りを説かない偏った教えであり、「正」ではない。)

今、皆彼の偏・曲を捨てて、ただ正直の一道のみを説く」。

御義口伝に云わく、この「菩薩」とは、九界の第九に居したる菩薩なり。また一切衆生仏道を求めるものを)「菩薩」と云うなり。今、日蓮等の類いのことである。日蓮や門下のことである)また諸天善神等までも、これ「菩薩」なのである。「正直」とは、煩悩即菩提・生死即涅槃のことである。さて、「一道」とは、南無妙法蓮華経なのである。今、末法にして「正直の一道」を弘むる者は、日蓮等の類いにあらずや。日蓮大聖人およびその門下ではないか。)

<講義より>

★人生の目的は一仏乗、即ち成仏と永遠の生命の感得にある。決して五乗が目的ではない、ということが書かれています。


第八 「当来世悪人 聞仏説一乗 迷惑不信受 破法堕悪道(当来世の悪人は、仏の一乗を説きたもうを聞いて、迷惑して信受せず。法を破して悪道に堕ちん)」の事
  御義口伝に云わく、「当来世」とは、末法をさすのである。「悪人」とは、法然・弘法・慈覚・智証等である。「仏」とは、日蓮とその門下のことである。「一乗」とは、南無妙法蓮華経である。(南無妙法蓮華経を信じない、)「不信」の故に、邪宗邪義の輩は、)三悪道に堕ちざるを得ないのである。

 

<講義より>

★当来世とは末法をさす。法華経が文上そのままを拝すれば、上行菩薩の出現の預言書であり、文底よりみれば末法の御本仏、日蓮大聖人の未来記であることは、もはや誰人も疑う余地はない。

「仏とは日蓮等の類(たぐ)いなり」とあるが、現在多くの人が仏とは釈尊だけをいうと考えているが、全く誤りであることを文中よくよく知るべきである。