御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

舂麦御書(つきむぎごしょ) 全1401頁 新2161頁

 女房の御参詣こそ、ゆめともうつつとも、ありがたくうれしいことでした。心ざし(志)非常に真心がこもったものです。今の時期の御いもは、冬のたけのこのようです。まさに夏の雪に異ならないほど珍しいものです。
 舂き麦一俵・芋一籠・笋二丸、いただきました。
  五月二十八日

 

<説明>

舂麦とは春に似た字ではありますが、「舂」はうすでつくという意味でついた麦を舂麦(つきむぎ)といいます。

本抄は宛名も年号もないため女房とは誰人の女房かは不明です。