御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

種種物御消息 1547頁 57歳御作

この御書の最初のところにしなしなのものをくり給びて法華経にまいらせて候、とあるので、しなしなを種種とルビをふってあるので、そのまま御書の題名になっている。

弘安元年7月7日、身延にて南条平七郎に与えられた御消息とされる。

別名「種々供養書」内容は正法誹謗こそ無間地獄に堕ちる極重罪であることを明かされ、世に言う悪人よりも仏教の高僧たちこそ、この重罪人にあたることを指摘されている。そして、大聖人がこのことを言わざるを得ない道理を述べられ、また、それを言ったがゆえに数々の迫害にあっていることを示されて、そうした大聖人をご供養し、外護する南条平七郎の功徳の大なることを教えられて結ばれている。

 

最初のところで、比較する内容がすごいと思って、ドンビキするかもしれない。

日本国の人を皆殺しにする罪よりも父母を殺す罪の方が重く、五逆罪の中でも父母を殺す罪よりも仏身より血を出す罪の方が重く、十悪五逆と出仏身血の罪よりも法華経不信・誹謗の罪の方が重いことを示され、さらに極悪人も善人も、法華経に背いた場合には同じく無間地獄に堕ちると述べられ、謗法の罪こそ、あらゆる罪業の中で最も重い悪業であると言われている。

ネットでよく学会の批判をしているのを見かけるが、どんな罰を受けているんだか・・・本人は悪いことがあっても、学会批判のせいだとは思ってないでしょうし、まして死んでから地獄に行くとも思ってないからできるんだろうね~怖いな~

神も仏もないって言ってた父があみださんの絵を私に燃やされて「罰あたるんちゃうか」って母に言ったりしてたそうですが・・・人間の心理ってそんなもんです。一往あみださんのこと仏と思ってたんやろ~なんも起こらなくて、返って気持ちがすっきりしたやろうと思う。

その後2カ月ちょっとしてから、御本尊様を頂く事に相成りまして、めでたしめでたし。父の顔面神経痛もあっという間に治りました。私を家から追い出そうとした罰ですから・・・(その時は罰だなって思わんかったんやろか。そういう話しなかったな~。怖くて聞けなかったのかも。私はお父ちゃん罰当たったってすぐ確信したんだけど・・)

次のところがすごいと思いました。

此の法門は当世・日本国に一人もしりて候人なし、ただ日蓮一人計りにて候へば・此れを知つて申さずば・日蓮・無間地獄に堕ちて・うかぶ期なかるべし、譬へば謀反のものを・しりながら国主へ申さぬとがあり、申せばかたき雨のごとし風のごとし・むほんのもののごとし・海賊・山賊のもののごとし、かたがた・しのびがたき事なり、例せば威音王仏の末の不軽菩薩のごとし・歓喜仏のすえの覚徳比丘のごとし、天台のごとし・伝教のごとし、又かの人人よりも・かたきすぎたり、かの人人は諸人ににくまれたりしかども・いまだ国主にはあだまれず、これは諸人よりは国主にあだまるる事・父母のかたきよりも・すぎたるをみよ。