御書大好き!!

御書を拝読して感動したことなどを書きます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

御義口伝 寿量品 第二十四 全759頁 新1058頁

第二十四 この寿量品の所化の国土と修行との事 御義口伝に云わく、当品流布の国土とは、日本国なり。総じては南閻浮提なり。所化とは、日本国の一切衆生なり。 修行とは、「無疑曰信(疑いなきを信と曰う)」の信心のことなり。授与の人とは、本化地涌の菩薩…

御義口伝 寿量品 第二十三 全759頁 新1058頁

第二十三 「久遠」の事 御義口伝に云わく、この品の所詮は「久遠実成」なり。「久遠」とは、はたらかさず、つくろわず、もとのままという義なり。無作の三身なれば初めて成ぜず、これ働かさざるなり。三十二相八十種好を具足せず、これ繕わざるなり。本有常…

永遠なれ3.16 広宣流布記念の日

3.16の思い出と、決意を書いておきます。 昭和52年3月16日、御本尊を下付していただき、お寺の向かいにあったお仏壇屋さんで、5万円のお仏壇を買いました。当時大学の卒業前でしたが、3月1日から出勤していて、それで、貯金していた2万5千円だけ支払って…

御義口伝 寿量品 第二十二 全759頁 新1058頁

第二十二 自我偈始終の事 御義口伝に云わく、「自」とは、始めなり。「速成就仏身(速やかに仏身を成就す)」の「身」とは、終わりなり。始終、自身なり。中の文字は受用(=活動)なり。よって、自我偈は自受用身(日蓮大聖人のこと)である。法界を自身と…

御義口伝 寿量品 第二十~第二十一 全759頁 新1057頁

第二十 「得入無上道(無上道に入ることを得)」等の事 御義口伝に云わく、「無上道」とは、寿量品の無作の三身なり。この外に「成就仏身(仏身を成就す)」これ無し。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、「成就仏身」疑いなきなり云々。(成…

御義口伝 寿量品 第十九 全758頁  新1057頁

第十九 「毎自作是念(つねに自らこの念を作す)」の事 御義口伝に云わく、「毎」とは、常の意で三世(常住)をあらわす。 「自」とは、別しては釈尊(仏界)をあらわし、総じては十界(各々の生命)をあらわす。「是念」とは、無作本有の南無妙法蓮華経の一…

御義口伝 寿量品 第十七 全758頁  新1056頁

第十七 「放逸著五欲 堕於悪道中(放逸にして五欲に著し、悪道の中に堕つ)」の事 勤行でよく読んでるから、ここへ来たら思い出してくださいね~ 「ほういつ=謗法の人は五欲に執着して、悪道に堕ちていくんやなって」 御義口伝に云わく、「放逸」とは、謗法…

御義口伝 寿量品 第十六 全757頁 新1056頁

第十六 「我亦為世父(我もまたこれ世の父なり)」の事 御義口伝に云わく、「我」とは釈尊、一切衆生の父なり。主・師・親において、仏に約し、経に約す。仏に約すとは、迹門の仏の三徳は、(譬喩品第三にある)「今此三界(今この三界)」の文これなり。本…

御義口伝 寿量品 第十五 全757頁 新1055頁

第十五 「衆生見劫尽○而衆見焼尽(衆生は劫尽くと見る○しかも衆は焼け尽くと見る)」の事 御義口伝に云わく、本門寿量の一念三千を頌(じゅ)する(ほめたたえる)文なり。「大火所焼時(大火に焼かるる時)」とは、実義には煩悩の大火なり。「我此土安穏(我…

御義口伝 寿量品 第十四 全756頁 新1054頁

第十四 「時我及衆僧 俱出霊鷲山(時に我および衆僧は、ともに霊鷲山に出ず)」の事 御義口伝に云わく、「霊山の一会、儼然としていまだ散らず(霊山一会儼然未散)」の文なり。「時」とは、※感応末法の時なり。 ※衆生が御本仏の出現を感じ、御本尊もまたこ…

御義口伝 寿量品 第十二 第十三 全756頁  新1054頁

第十二 「為度衆生故 方便現涅槃(衆生を度せんがための故に、方便もて涅槃を現ず)」の事 御義口伝に云わく、涅槃経は法華経より出でたりという経文なり。既に「方便」と説かれたり云々。 説明いりますかね~講義読みましたが、涅槃経は爾前経と共に法華と…

地区を変えていきたいという大切な後輩の思い

今日は後輩と3時間くらい有意義な話ができて、とてもうれしかった~!!! 憧れの関西なのに、常勝関西なのに、皆なんで冷めてるねん、後輩ががっかりしてるやん。 同感やで~。私もここの組織は冷たいと思ってる。他所の地区は知らんけど。家族が大腸がんの…

地区、ブロック、小グループで御書を研鑽する

私は婦人部、今は女性部、なので小グループのあり方を前からよく考えてきました。 大白蓮華にある婦人部の御書のとこ読んで、感想も言わんとあとは雑談!あかんやろ。感想たまにいうこともあったけど、最近はあまりなかった。 皆の近況報告はいいけど、一人…

御義口伝 寿量品 第十一「自我得仏来」の事  新1054頁 全756頁

第十一 「自我得仏来(我は仏を得てより来=このかた)」の事 御義口伝に云わく、一句三身の習いの文と云うなり。 「自」とは、九界なり。「我」とは、仏界なり。この十界は本有無作の三身にして来る仏なりと云えり。自も我も得たる仏来れり。十界本有の明文…

御義口伝 寿量品 第十  新1053頁 全755頁

第十 「是好良薬、今留在此。汝可取服。勿憂不差(この好き良薬を、今留めてここに在く。汝は取って服すべし。差えじと憂うることなかれ)」の事 御義口伝に云わく、「是好良薬」とは、あるいは経教、あるいは舎利なり。さて、末法にては南無妙法蓮華経なり…

御義口伝 寿量品 第九  新1053頁 全755頁

第九 「毒気深入、失本心故(毒気は深く入って、本心を失えるが故に)」の事 御義口伝に云わく、「毒気深入」とは、権教の謗法の執情深く入りたる者なり。 これによって法華の大良薬を信受せざるなり。服せしむといえども吐き出だすは、「而謂不美(しかも美…

御義口伝 寿量品 第八 「擣簁和合、与子令服」の事 全755 新1052

第八 「擣簁和合、与子令服(擣き簁い和合して、子に与えて服ましむ)」の事 (「とうしーわーごうよーしーりょうぶく」って経文で読んでましたね。) 寿量品の偈に「父、子らが苦悩するのを見て諸々の教えによって、好ましい薬草の色も香りも美しく味もよく…

御義口伝 寿量品 第七 「或失本心、或不失者」の事 全755 新1052

寿量品の長行にある御文だと思います。聞いたことあるけどって感じですよね。昔は寿量品の長行も読んでましたからね。 第七 「或失本心、或不失者(あるいは本心を失えるもの、あるいは失わざる者あり)」の事 御義口伝に云わく、「失本心」(本心を失う)と…

御義口伝 寿量品 第六 全754頁 新1051頁

第六 「飲他毒薬、薬発悶乱、宛転于地(他の毒薬を飲み、薬発し悶乱して、地に宛転す)」の事 「おんたーどくやく やくほつもんらん えんでんうーじ」って勤行で読んでるところです。なんのこっちゃと思って読んでた人、私もですけど、ここのところの御義口…

御義口伝 寿量品 第五「若仏久住於世~」の事 754頁 1051頁

第五 「若仏久住於世、薄徳之人不種善根、貧窮下賤、貪著五欲、入於憶想妄見網中(もし仏久しく世に住せば、薄徳の人は善根を種えず、貧窮・下賤にして、五欲に貪著し、憶想・妄見の網の中に入りなん)」の事 御義口伝に云わく、この経文は、※仏世に久しく住…

御義口伝 寿量品 第四 如来~~~事 永遠の生命について  753頁 1050頁

死んでからの生命はどこに行くのか、宇宙に冥伏すると言われています。 今回はそのことを法華経の寿量品第四に詳しく口伝されているので、しっかり学びたいと思います。 先にこの段の要約をしておきます。 (前半の通解とほぼ同じ内容になります。) 信心の…

義浄房御書について

先週から義浄房御書を読んで色々考えました。 もし、この御書を会合で伝えるとしたらどういう風に話したらいいか、 夜中に目が覚めたときそんなことを考えたら寝れなくて、 暗闇の中でスマホで義浄房御書と自分が書いた解説など、読み直していました。 楽し…

如説修行抄 二回目 新599頁  全501頁

私が大好きな御書の一つです。前に御書全集から本文載せましたが、 今回は新版御書の本文です。 文永十年五月、佐渡一谷(いちのさわ)から門下一同に送られた御書です。 色んなコメント書いてますけど、私が大好きな御書なので、独断と偏見で太字や色文字に…

御義口伝 寿量品  第三「我実成仏已来、無量無辺」等の事 753頁 1049頁

第三 「我実成仏已来、無量無辺(我は実に成仏してより已来、無量無辺なり)」等の事 御義口伝に云わく、「我」とは、釈尊の久遠実成道なりということを説かれたり。しかりといえども、当品の意は、「我」とは、法界の衆生なり。十界己々を指して「我」と云…

御義口伝 寿量品二十七箇の大事  「如来秘密・神通之力」の事  全752頁  新1049頁

寿量品第十六に「その時に世尊、諸の菩薩の三度請じて止まざることを知ろしめして、これに告げてのたまわく、汝等(なんだち)諦(あきら)かに聴け、如来の秘密神通之力を」とある。弥勒菩薩が三請して止まないのを知り、釈尊がいよいよ大法を明かす段であ…

御義口伝 寿量品二十七箇の大事 南無妙法蓮華経如来寿量品第十六の事  新1048頁 全752頁

さて、いよいよ勤行でおなじみの寿量品です~ 今日から下巻に入りました。1090頁もある~生きてるうちに全部ブログに書けるのか心配やけど、乗りかかった船というやつです。がんばろって思えば気持ちが前向きになるのは不思議やね。体も元気になるような気が…

次の御書は何読もうか思案中

昨日ふと本箱を見ると、「栄光の指針」という本があったので、どんな内容だったかなと思って開けてみました。かつての大白蓮華巻頭言集でした。目次を見て、題目について書かれてるかなと探したら、「題目は幸福勝利の師子吼」というのがありました。 最近、…

2024年2月度 座談会御書 大悪大善御書  新2145頁 全1300頁

2024年1月1日午後4時10分に能登半島大地震が起こりました。 まさに今回の御書でいう大悪ではないでしょうか。 家屋の下敷きになって亡くなった人たち、家が潰れ、大切な家族を失くした人たち。 道路に亀裂が入り、山が崩れ、85kmに渡って海岸沿いに4mも土…

御義口伝 涌出品一箇の大事  新版1046頁

いよいよ上巻の最後の御義口伝まできましたね~感無量です。 ここの御義口伝は本文も長めですし、講義も長くて結構深い話が含まれています。 入信当時よく聞いた四菩薩のことも詳しく説かれています。復習の意味で座談会などで四菩薩について研究発表なんか…

御義口伝 安楽行品 五箇の大事 第三~第五 新1045頁

第三 「有所難問、不以小乗法答(難問するところ有らば、小乗の法をもって答えず)」等の事 御義口伝に云わく、対治の時は、権教をもって会通すべからず。「一切種智」とは、南無妙法蓮華経なり。「一切」は万物なり、「種智」は万物の種なり、妙法蓮華経こ…